古物商許可を個人で取得【完全ガイド】専門行政書士が詳しく解説

古物商許可の取得 古物商許可申請
  • 『個人』で古物商許可を取得したい
  • 申請の流れを知りたい
  • 申請に必要な費用や期間も知りたい

個人で古物商許可を取得したい方。

許可を取得する方法が知りたい』と思っていませんか。

 

まずは申請上の注意点や取得の流れを知ることが大切です。

 

  • この記事を書いた人

古物商許可専門の行政書士。

古物商許可の相談実績は1000件以上。

そこでこの記事では、古物商許可を個人申請で取得する方法を解説します。

 

この記事を読むことで古物商許可の取得方法、申請に必要な費用や期間がわかります。

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古物商許可を個人で取得する方法

古物商許可証

中古品の売買を行う場合、古物商許可を取得しなければなりません。

 

許可を得るには『主たる営業所を管轄している警察署』に古物商許可申請をします。

 

無許可で古物営業を行うと3年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処せられる可能性があります。

古物商許可には『個人申請』と『法人申請』の2種類がある

  • 個人申請…個人事業主やフリーランスなど個人として古物商許可を取る。
  • 法人申請…株式会社や合同会社など法人として古物商許可を取る。

古物商許可の申請手続きを専門家に依頼することもできる

古物商許可の申請をするには2つの方法があります。

  1. 専門家(行政書士)に依頼する
  2. 自分で頑張ってみる

古物商許可の申請手続きを自分で行う方もいます。しかし、申請には書類作成や添付書類の収集など面倒な作業が必要です。

 

不安な方や、確実に許可がほしい方は古物商許可専門の行政書士に申請代行してもらうこともできます。

古物商許可を個人で取得する方法【5つの流れ】

古物商許可証の取得

 

  1. 申請前に確認すべき2つの事
  2. 必要書類の作成
  3. 申請窓口へ書類提出
  4. 審査期間
  5. 許可証が交付

事前に確認すべき2つの事

チェックリスト

  1. 営業所がある
  2. 欠格事由に該当しない

要件1 営業所がある

古物商許可を取る場合、原則営業所の設置が求められます。営業所といっても別に店舗を設ける必要はありません。

 

自宅兼営業所で申請してもOKです。ただし自宅を営業所にする場合は注意が必要です。

 

アパート等の賃貸物件に住んでいる場合は、大家さんの承諾を得る必要があります。

 

詳細は下記の記事を参考にしてください。

≫参考:古物商許可は賃貸物件でも取れる?ダメなときの対策法も解説

≫参考:古物商許可は自宅で取れる?一軒家、アパート、マンションを営業所に!

要件2 欠格事由に該当しない

古物商を規制している古物営業法のなかで『○○に該当する人には許可を与えません』という定めがあります。

 

具体的には下記の要件に1つも該当していないことが必要です。

  • 過去5年以内に一定の犯罪歴がある
  • 住居の定めがない
  • 過去5年以内許可を取り消されたが経験がある
  • 破産者で復権を得ていない
  • 心身の故障によって古物営業を営むことができない
  • 暴力団員その他の犯罪組織に属している
  • 未成年者
行政書士
行政書士
1つでも該当すると不許可になります。申請前に確認しましょう。

申請書類の作成・添付書類の収集

申請書類を作成します。書類に不備・不足があると受理されません。

 

具体的な申請書類と入手場所は以下の通りです。

  • 古物商許可申請書…各都道府県の警察署のホームページからダウンロード
  • 住民票の写し…住所地を管轄している市区町村
  • 身分証明書…本籍地がある市区町村
  • 誓約書…各都道府県の警察署のホームページからダウンロード
  • 最近5年間の略歴書…各都道府県の警察署のホームページからダウンロード
  • URLの使用権限を疎明する資料…ホームページを利用する場合

≫参考:古物商許可申請に必要な9つの書類を行政書士が解説

申請窓口へ書類提出

警察署

申請書類は主たる営業所の所在地を管轄している警察署に提出します。主たる営業所とは営業の中心となる営業所です。

 

営業所が1か所の場合、自動的にそこが主たる営業所になります。

 

営業所が複数ある場合、営業の中心となる営業所を『主たる営業所』に設定します。

審査期間(標準処理期間)

期間

申請後、審査期間に入ります。審査期間は40日程度です。

 

審査後、担当者から連絡が入ります。申請先の警察署へ行き古物商許可証を受け取ります。

 

古物商標識(看板)と台帳を揃えて古物営業を開始です。

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古物商許可の取得に必要な費用【個人申請】

お金

  • 申請手数料…19,000円
  • 住民票の写し…300円程度
  • 身分証明書…300円程度
  • 交通費その他実費…数百円~数千円程度

 

申請に必要な費用は約2万円です。

≫参考:古物商許可の取得に費用はいくら必要?【行政書士が解説】

 

行政書士に申請代行の依頼すると追加で費用がかかります。相場は5万円程度です。

≫参考:古物商許可の取得代行を行政書士に頼むと費用はどのくらい?

古物商許可の取得に必要な期間【個人申請】

期間

  1. 管轄の警察署への事前相談…1日
  2. 申請書類の作成・収集…7日~14日程度
  3. 申請窓口へ書類の提出…1日
  4. 審査期間…約40日
  5. 許可証の交付…1日

合計:50日程度。

≫参考:古物商許可の取得に必要な期間【徹底解説】

【よくある質問】古物商許可を個人で取得する方法

  • 古物商の年会費はいくらですか?
  • 古物商許可はメルカリを使用する場合も必要?

古物商の年会費はいくらですか?

古物商に年会費はかかりません。その他、維持費等も一切かかりません。

古物商許可はメルカリを使用する場合も必要?

事業として中古品の転売ビジネスをメルカリで行うのであれば必要です。

 

家にある不要品をメルカリで売るだけであれば許可は要りません。

≫参考:古物商許可はメルカリする時に必要?【行政書士が解説】

【まとめ】古物商許可を個人で取得する方法

古物商許可の『個人申請』について解説してきました。

 

許可を取得する流れは次のとおりです。

  1. 許可の要件を満たしている
  2. 申請書類の作成
  3. 窓口へ書類提出
  4. 審査期間
  5. 許可証が交付

上記の流れでいくと、許可取得に約50日かかります。費用は約2万円です。

古物商許可申請でお困りなら行政書士に相談

行政書士は申請者に代わって古物商許可の申請手続きができます。

 

申請書類の作成や書類収集を行政書士に任せることで面倒な手続きから解放されます。

お悩み解決に繋がる無料相談窓口はこちら

行政書士塚田貴士事務所では、これから古物商許可を取得する方を対象に無料相談をおこなっています。

  • 中古品の売買をしたい!
  • 許可が欲しいが手続きをする時間がない!
  • 古物商許可を代わりに取得してほしい!

上記でお困りならお気軽に無料相談をご利用ください。

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古物商許可に関する下記の記事も参考にしてください。