古物って一体なに?

古物(こぶつ)とはあまり聞きなれない言葉ですが、具体的にはどういう意味なのでしょうか?

ここでは、古物とは一体どういうものなのか確認していきます。

古物は大きく3つに分類されています

古物とは、字から読み解くと古い物のこと?

と思いがちです。

ということは…

壺や絵画のような古い物を指すのでしょうか?

実はこれ違います。

古物=古い物ではありません。

具体的にはどのような物を指すのか?

古物を規定している法律である『古物営業法』から読み解いていきましょう。

簡単にまとめると、古物営業法で古物は次の3つに分類されています。

  1. 一度使用された物品
  2. 使用されない物品で使用のために取引されたもの
  3. これらいずれかの物品に「幾分の手入れ」をしたもの

一度使用された物品

一度でも使用されたものは古物として扱われます。

前述の古物=古い物ではないことがわかりました。

例えば、

  • 数回しか使用していないパソコン
  • 一度読んだ本
  • 遊び終わったゲーム
  • 何回か聞いたCD

これらはすべて古物になります。

つまり、古物=中古品といえます。

使用されない物品で使用のために取引されたもの

使うために購入したが、結局一度も使うことはなかった。

例えば、

  • パソコンを買ったが、一度も使わず新品の状態のまま
  • 買ったものの未開封CD
  • 新品のバイクを購入したが1度も乗らなかった

つまり、買ったはいいが結局使わずそのままの状態の物です。

これは新古品ともいいます。

つまり、新古品も古物になります。

これらいずれかの物品に「幾分の手入れ」をしたもの

中古品や新古品の用途を変えず、修理や手入れを行うことです。

  • 壊れたバイクを修理してバイクとして乗る
  • 傷ついたCDをメンテナンスして再び聞けるようにした

これらバイクやCDはメンテナンス後は使い道は変わっていません。

中古品や新古品に手入れをくわえた物も古物になります。

古物の定義がわかったところで、次に古物とは具体的にどんな物があるのか確認していきます。

古物は13種類に分類されています。具体的な内訳は以下の通りです。

古物の区分(13品目)

美術品類 絵画、彫刻、工芸品、骨董品、水彩、芸術写真、アンティーク等。

美術的価値があるもの。

衣類 古着、着物、和服類、子供服、布団、帽子等。

身にまとうもの。

時計・宝飾品類 時計、腕時計、置時計、眼鏡、宝飾品、宝石類、アクセサリー等。

身につけて使う物。

自動車 自動車、タイヤ、エンジン、マフラー等。

車体だけでなく、部品も含む。

自動二輪車及び原動機付き自転車 バイク、原付バイク、タイヤ、エンジン、マフラー等。

バイク本体だけでなく、付属部品も含む。

自転車類 自転車、タイヤ、かご、サドル等。

自転車本体と付属の部品も含む。

写真機類 カメラ、レンズ、望遠鏡、ビデオカメラ、双眼鏡等。
事務機器類 パソコン、タイプライター、コピー、電話機、ファックス、シュレッダー、ワープロ等。

事務作業で使用する機器のイメージ。

機械工具類 電気類、工作機械、土木機械、化学機械、家庭電化製品、ゲーム機等。

電気によって動く機械や器具等。

道具類 家具、CD,DVD,ゲームソフト、運動用具類、楽器等の家庭用品。

他の12種類に該当しないもの。

皮革・ゴム製品類 カバン、靴、バック、財布等。

皮革(ひかく)とは動物の皮を加工したもの。

書籍 古本、雑誌等。
金券類 商品券、乗車券、航空券、ビール券、郵便切手等。

古物とは(まとめ)

古物とは、中古品や新古品のことを指し、さらにこれらの物の用途を変えず、手入れを加えた物を指します。

そして古物は13種類に分類されています。

古物商許可申請をする時には、ご自身が取り扱いたい古物を13種類の中から選んで申請することになります。

取り扱いたい古物が複数ある場合、複数選択も可能です。

例えば、『道具類』と『書籍』を選んで申請も可能です。

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