古物商許可を熊本県で取るならこれをチェック!申請のコツと手順

古物商許可の申請代行 古物商許可申請

熊本で古物商として営業を始めるには「古物商許可」を取得することが必要です。

 

無許可営業は法律に違反することになります。

 

しかし、初めて許可を申請する際には、どのような手続きが必要か不安になる方も多いでしょう。

 

★記事を書いた人

古物商許可専門の行政書士。

古物商許可の相談実績は1000件以上。申請実績は100件以上あります。

この記事では、熊本で古物商許可を取得するための基本的な知識と、申請をスムーズに進めるためのポイントを詳しく解説します。

 

特に、許可を取れないケースや申請にかかる費用・期間についても触れていきますので、これから古物商を始めようと考えている方に役立つ情報を提供します。

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古物商許可を熊本県で取得

熊本県

熊本県

利益を得る目的で中古品の転売ビジネスを行う場合、古物商許可を取得しなければなりません。

 

昨今では、メルカリなどのネットで中古品売買が頻繁に行われるようになりました。

 

場合によっては許可が必要になることがありますので、必要であれば許可は取得しておきましょう。

そもそも古物とは?

「古物」とは、簡単に言うと一度誰かが使用した物や、未使用でも一度人手に渡った物のことを指します。

 

具体的には下記のものです。

美術品類 絵画、彫刻、工芸品、骨董品、水彩、芸術写真、アンティーク等。

美術的価値があるもの。

衣類 古着、着物、和服類、子供服、布団、帽子等。

身にまとうもの。

時計・宝飾品類 時計、腕時計、置時計、眼鏡、宝飾品、宝石類、アクセサリー等。

身につけて使う物。

自動車 自動車、タイヤ、エンジン、マフラー等。

車体だけでなく、部品も含む。

自動二輪車及び原動機付き自転車 バイク、原付バイク、タイヤ、エンジン、マフラー等。

バイク本体だけでなく、付属部品も含む。

自転車類 自転車、タイヤ、かご、サドル等。

自転車本体と付属の部品も含む。

写真機類 カメラ、レンズ、望遠鏡、ビデオカメラ、双眼鏡等。
事務機器類 パソコン、タイプライター、コピー、電話機、ファックス、シュレッダー、ワープロ等。

事務作業で使用する機器のイメージ。

機械工具類 電気類、工作機械、土木機械、化学機械、家庭電化製品、ゲーム機等。

電気によって動く機械や器具等。

道具類 家具、CD,DVD,ゲームソフト、運動用具類、楽器等の家庭用品。

他の12種類に該当しないもの。

皮革・ゴム製品類 カバン、靴、バック、財布等。

皮革(ひかく)とは動物の皮を加工したもの。

書籍 古本、雑誌等。
金券類 商品券、乗車券、航空券、ビール券、郵便切手等。

上記の古物を利益目的で売買したり、交換したりする場合に許可が必要です。

 

許可を得ることで、中古品を仕入れて販売するビジネスを合法的に営むことができます。

 

単に不用品の処分目的でメルカリなどで販売する場合、許可は不要です。

古物商許可を取れない人もいる【欠格自由】

古物商許可を取得するには、一定の条件を満たす必要があります。すべての人が許可を取得できるわけではありません。

 

例えば、以下の人は許可を取得できません。

  • 破産者で復権を得ていない
  • 直近5年以内に一定の犯罪歴がある
  • 暴力団員やその関係者
  • 住居が定まっていない
  • 直近5年に不正を行って許可を取り消された
  • 古物商を営む判断能力がない
  • 未成年

 

上記の制約は、古物商として適正な業務を行うために必要な基準です。

 

熊本で古物商許可を取得する際には、上記のの条件を事前に確認し、自分が該当しないかを確認することが重要です。

 

不安な方は窓口の警察署に確認しましょう。

古物商許可の取得方法【熊本県版】

古物商許可を取得するには必要書類を準備し、窓口の警察署に提出しなければなりません。

 

まず、必要な書類を準備します。

個人申請 法人申請
古物商許可申請書
住民票の写し
誓約書
身分証明書
略歴書
定款及び登記事項証明書 ×
URLの使用権限を疎明する資料
賃貸借契約書のコピー
  • 〇…必須書類
  • △…申請状況によって必要
  • ×…提出不要
  • 個人申請とは、個人事業主やフリーランスなど、個人として古物商許可を取得。
  • 法人申請とは、株式会社や合同会社など、法人として古物商許可を取得。

≫参考:【2024年版】古物商許可申請に必要な9つの書類を行政書士が解説

≫参考:【2024年版】古物商許可申請書の書き方(個人)を行政書士が解説【記入例アリ】

 

書類が揃ったら、警察署に申請書を提出。その後、警察による審査が行われます。

 

許可が下りると、許可証が交付されます。

古物商許可証

熊本で古物商を始めるなら、この流れを事前に理解し、スムーズな申請を目指しましょう。

≫参考:熊本県警察サイト

古物商許可を取るのにいくらかかりますか?

費用

古物商許可を取得する際にかかる費用は、主に申請手数料です。

 

熊本県の場合、申請手数料は19,000円です。

 

これは申請書を提出する際に、窓口の警察署で支払う必要があります。

 

加えて、証明書の発行手数料などが別途、数百円必要です。

 

自分で手続きをする場合、総額2万円程度は見ておきましょう。

≫参考:古物商許可の取得に費用はいくら必要?【行政書士が解説】

【古物商許可を熊本県で取る】どのぐらいの期間で取れる?

古物商許可の取得に必要な期間

古物商許可の取得にかかる期間は、申請を行ってから40日程度です。

 

審査の進行状況や各警察署の対応状況によっては、期間が多少前後することがあります。

 

申請後すぐに営業を始められるわけではないことを理解しておくことが重要です。

 

早めに申請手続きを始めることが、スムーズな営業開始につながります。

≫参考:古物商許可はどのぐらいの期間で取れる?【行政書士が解説】

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【古物商許可を熊本県で取る】行政書士に依頼できる

行政書士

古物商許可の申請手続きは、必要書類の準備や警察署への提出など、多くの手間がかかります。

 

手続きを自分で行うことも可能ですが、時間や手間を節約したい方には、行政書士に申請代行を依頼する方法があります。

 

行政書士は、法律に基づいて各種の許認可申請を代行する専門家です。

 

行政書士は書類の作成から提出、警察とのやり取りまで、全てをサポートしてくれます。

 

これにより、申請の不備による遅延や手続きの煩雑さを避けることができ、スムーズに許可を取得することができます。

 

代行費用は行政書士によって異なりますが、5万円程度が相場です。

 

費用はかかりますが、確実に許可を取得したい、忙しくて時間が取れないという方には、行政書士に依頼することを検討してみてください。

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【古物商許可を熊本県で取る】よくある質問

  • 古物商許可は個人でも取れますか?
  • メルカリで中古品を販売するには古物商許可は必要ですか?
  • 古物商の年会費はいくらですか?
  • 古物商許可が不要な場合は?
  • 古物商許可証の有効期限は?

古物商許可は個人でも取れますか?

古物商許可は『個人』と『法人』の2種類があります。

 

個人で許可を取得することは可能です。

メルカリで中古品を販売するには古物商許可は必要ですか?

利益を得る目的で中古品ビジネスを行うのであれば許可が必要です。

≫参考:古物商許可はメルカリする時に必要?【行政書士が解説】

古物商の年会費はいくらですか?

古物商に年会費はかかりません。0円です。

古物商許可が不要な場合は?

事業として中古品の売買業を行うのであれば許可が必要です。

 

例えば、最初から転売目的で100円の本を仕入れて、メルカリで200円で販売する行為を行う場合など。

 

自分が使うために買った物を処分目的で販売する場合は許可は要りません。

 

例えば、読みたかった本を読み終えたので、メルカリで販売する場合、許可は不要です。

古物商許可証の有効期限は?

古物商許可証に有効期限はありません。一度取得すると生涯有効です。

【まとめ】古物商許可を熊本県で取る

熊本県で古物商許可を取得する流れを解説してきました。

 

許可までは1ヶ月以上の期間はかかりますので、余裕を持って準備しましょう。

 

手続きに不安がある方は、行政書士に依頼する方法の一つです。

 

この記事で紹介した情報を参考に、しっかりと準備を整え、古物商許可を取得して事業を始めましょう。

古物商許可を熊本県で取得したい方

当事務所では、古物商許可を取得したい方々向けに申請代行を行っております。

  • 手続きをする時間がない!
  • 手続きが面倒!

上記のお悩みがございましたら、お気軽に無料相談をご利用ください。

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古物商許可に関する下記の記事も参考にしてください。