山口県で古物商許可を取得したい方。
古物商許可を取得するための条件や手続きについて解説します。
★記事を書いた人
古物商許可専門の行政書士。
古物商許可の相談実績は1000件以上。申請実績は100件以上あります。
この記事では、山口県で古物商許可を取得するための具体的な方法や注意点について説明します。
古物商許可の申請をスムーズに進めるためのコツや、行政書士に依頼する場合のメリットについてもご紹介します。
古物商許可を山口県で取得
古物商許可を取得すると、中古品を売買することができます。
山口県は観光地が多く、観光客向けに地元の歴史や文化を反映した古物を販売することも一つのビジネスチャンスです。
さらに、古物商許可を持っているとネット販売も可能です。
古物って何?
古物営業法では古物を13種類に分類しています。
下記の古物を使用して中古品ビジネスを行う場合に許可が必要です。
美術品類 | 絵画、彫刻、工芸品、骨董品、水彩、芸術写真、アンティーク等。
美術的価値があるもの。 |
---|---|
衣類 | 古着、着物、和服類、子供服、布団、帽子等。
身にまとうもの。 |
時計・宝飾品類 | 時計、腕時計、置時計、眼鏡、宝飾品、宝石類、アクセサリー等。
身につけて使う物。 |
自動車 | 自動車、タイヤ、エンジン、マフラー等。
車体だけでなく、部品も含む。 |
自動二輪車及び原動機付き自転車 | バイク、原付バイク、タイヤ、エンジン、マフラー等。
バイク本体だけでなく、付属部品も含む。 |
自転車類 | 自転車、タイヤ、かご、サドル等。
自転車本体と付属の部品も含む。 |
写真機類 | カメラ、レンズ、望遠鏡、ビデオカメラ、双眼鏡等。 |
事務機器類 | パソコン、タイプライター、コピー、電話機、ファックス、シュレッダー、ワープロ等。
事務作業で使用する機器のイメージ。 |
機械工具類 | 電気類、工作機械、土木機械、化学機械、家庭電化製品、ゲーム機等。
電気によって動く機械や器具等。 |
道具類 | 家具、CD,DVD,ゲームソフト、運動用具類、楽器等の家庭用品。
他の12種類に該当しないもの。 |
皮革・ゴム製品類 | カバン、靴、バック、財布等。
皮革(ひかく)とは動物の皮を加工したもの。 |
書籍 | 古本、雑誌等。 |
金券類 | 商品券、乗車券、航空券、ビール券、郵便切手等。 |
古物商許可を取れる人
古物商許可を取得するには一定の条件を満たす必要があります。誰でも許可を取得できるわけではありません。
まず、18歳未満の未成年者は古物商許可を取得できません。
古物商の業務には法的責任が伴うため、成人していることが求められます。
次に、過去5年以内に一定の犯罪歴がある人も許可が下りません。
また、反社会的勢力との関わりがある人やその疑いがある人も許可を受けられません。
警察による厳格な審査が行われ、申請者の信用度が確認されます。
さらに、破産手続き中の人も対象外。経済的に安定していることが古物商としての信頼性を保つために重要です。
法人の場合も同様で、法人の代表者や役員に上記の条件に該当する人物がいる場合、古物商許可は取得できません。
山口県で古物商許可を取るまでの流れ
申請を行う前に必要な書類を準備しましょう。
必要書類は以下の通りです。
- 申請書
- 略歴書
- 誓約書
- 住民票の写し
- 身分証明書
- 定款のコピー(法人申請の場合)
- 登記簿謄本(法人申請の場合)
書類が揃ったら、申請書を作成します。
申請書には、申請者の基本情報や営業所の所在地、取り扱う古物の種類などを記入します。
書類作成が完了したら、窓口の警察署に提出します。警察署では、申請書と提出書類を基に審査が行われます。
申請後、警察による審査が開始されます。審査には通常1ヶ月かかります。
審査中には、申請者の犯罪歴の確認等が行われるため、正確な情報を提供することが重要です。
許可証を受け取ったら、営業所に掲示し、業務を開始することができます。
≫参考:山口県警察サイト
【古物商許可を山口県で取る】費用を解説
古物商許可を取得する際の費用について、事前に把握しておくことは重要です。
山口県で古物商許可を取得するためには、申請手数料と必要書類の取得費用がかかります。
まず、申請手数料として19,000円。必要書類の取得費用に数百円かかります。
申請手数料は収入証紙で納付します。
さらに、行政書士に申請代行を依頼する場合は、別途報酬がかかります。
報酬額は依頼する行政書士によりますが、一般的には5万円程度です。
≫参考:古物商許可の取得に費用はいくら必要?【行政書士が解説】
【古物商許可を山口県で取る】期間を解説
古物商許可を取得するための期間について約2ヶ月が必要です。
まず、必要書類を準備する段階で数日から1週間程度。
書類が揃ったら、警察署に申請書を提出。審査期間は40日程度です。
≫参考:古物商許可はどのぐらいの期間で取れる?【行政書士が解説】
【古物商許可を山口県で取る】行政書士に依頼できる
古物商許可の申請手続きは複雑で、多くの書類を揃える必要があります。
そのため、行政書士に申請代行を依頼することが有効です。
行政書士は書類作成を専門とするプロフェッショナル。
行政書士に依頼することで、書類の不備や記入ミスを防ぎ、申請がスムーズに進みます。
申請手続きにかかる時間や労力を大幅に削減できるため、本業に集中することができます。
当事務所は古物商許可に特化した行政書士事務所で、許可の取得率は現在も100%を維持しています。
【古物商許可を山口県で取る】よくある質問
- 古物商許可は誰でも取れるのですか?
- メルカリで中古品を販売するには古物商許可は必要ですか?
- 古物商許可がおりたらどうなりますか?
- 古物商の営業所を実家にすることはできますか?
- 古物商免許の有効期限は?
古物商許可は誰でも取れるのですか?
古物商許可は誰でも取得できるわけではありません。
古物営業法の欠格自由に該当しないことが必要です。
メルカリで中古品を販売するには古物商許可は必要ですか?
利益を得る目的で中古品ビジネスを行うのであれば許可が必要です。
古物商許可がおりたらどうなりますか?
警察署にて許可証を受け取ったら、プレートと古物台帳を揃え、古物営業をスタートしましょう。
プレートはAmazonや楽天で購入できます。古物台帳は自作でOKです。
詳細は警察署に確認してください。
古物商免許の有効期限は?更新は必要?
古物商免許に有効期限はありません。一度取得すると生涯有効です。
更新はありません。
【まとめ】古物商許可を山口県で取る
古物商許可を山口県で取得するための方法を解説してきました。
まず、古物商許可を取得すると、中古品の売買が合法的に行えるようになります。
無許可営業では罰則がありますので注意しましょう。
古物商許可を取るためには、申請書類の準備と警察署への提出が必要です。
申請手数料や必要書類の取得費用を含め、総額で2万円程度の費用がかかります。
また、申請から許可が下りるまでには通常2ヶ月の期間がかかります。
申請手続きが複雑な場合は、行政書士に依頼しましょう。
行政書士は書類の準備や提出を代行し、手続きの進捗を管理してくれます。そのため、安心して許可取得を進めることができるでしょう。
古物商許可を取得することで、ビジネスの幅が広がり、多くの消費者に価値ある商品を提供できます。
山口県で古物商許可を取得したい方
当事務所では、古物商許可を取得したい方々向けに申請代行を行っております。
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上記のお悩みがございましたら、お気軽に無料相談をご利用ください。
古物商許可に関する下記の記事も参考にしてください。