
古本販売に古物商許可は必要ですか?
古本の販売を行う場合、古物商許可が必要なケース、不要なケースが存在します。
今回は両方のケースについて確認していきます。
今回のテーマ
- 古本販売に古物商許可が必要なケース
- 古本販売に古物商許可が不要なケース
- 古物商許可が必要か不要か見極めるポイント
目次
古本の販売に古物商許可が必要なケース
【結論】『ビジネス目的で古本の販売を行う』場合は許可が必要です。
古物商許可は、ビジネス目的で取引を行う場合に必要な許可だからです。
ビジネス目的とは、
最初から転売目的で古本を購入し、利益を得る目的で売却することです。
簡単にいうと、安く本を仕入れて、高く売る。
このよう目的であれば、利益を得る目的で古本販売を行っているので古物商許可は必要になります。
古本の販売に古物商許可が不要なケース
【結論】『自分が読むために購入した本を読み終わったから売却する』場合は許可は不要です。
ビジネス目的ではなく、自分が使うために購入した本なので許可は不要です。
このケースは日常生活でよく行われている事だと思います。
欲しい本があったので本屋で買ってきて、読み終わったから本屋で売る。
つまり、単に不要になった古本を売るだけなので許可は必要ありません。
古物商許可が必要か不要かを見極めるポイント
古本の販売に許可が必要なケース、不要なケースを確認してきました。
- 古本の販売をビジネス目的で行うのであれば古物商許可が必要。
- ビジネス目的でない場合は原則許可は不要。
利益を得る目的で古本の販売を行うのであれば許可は取りましょう。
≫参考:古物商許可を取得する流れ