中古車販売を行いたいです。古物商許可を取得する際の注意点など教えて下さい。

 

この質問にお答えします。

 

この記事では下記のテーマについて解説します。

  • そもそも中古車販売に古物商許可は必要?
  • 中古車販売の古物商許可についての注意点

 

そもそも中古車販売に古物商許可は必要?

【結論】中古車販売に古物商許可は必須といえます。

中古車を仕入れて(買い取って)、販売する営業形態をとる場合、古物商の許可が必要になります。

単に自分の乗っていた車を売るだけなら許可は必要ありません。

 

事業として中古車販売を行うのであれば古物商許可は必須です。

 

無許可で営業を行うと『3年以下の懲役または100万円以下の罰金』に処せられることがあります。

 

中古車販売を行う場合は、事前に古物商許可を取得しましょう。

 

中古車販売の古物商許可についての注意点【3つ】

 

  1. 申請書の取り扱う古物では『自動車』を選択する。
  2. 自動車の保管場所(駐車場)があるか確認する。
  3. 中古自動車関係の仕事をしていた経験がある。

 

申請書の取り扱う古物で『自動車』を選択する

古物商許可申請書で取り扱う古物に『自動車』を選択します。

自動車を選択しないと中古車販売ができないので注意してください。

 

古物は全部で13種類あります。

 

美術品類 絵画、彫刻、工芸品、骨董品、水彩、芸術写真、アンティーク等。

美術的価値があるもの。

衣類 古着、着物、和服類、子供服、布団、帽子等。

身にまとうもの。

時計・宝飾品類 時計、腕時計、置時計、眼鏡、宝飾品、宝石類、アクセサリー等。

身につけて使う物。

自動車 自動車、タイヤ、エンジン、マフラー等。

車体だけでなく、部品も含む。

自動二輪車及び原動機付き自転車 バイク、原付バイク、タイヤ、エンジン、マフラー等。

バイク本体だけでなく、付属部品も含む。

自転車類 自転車、タイヤ、かご、サドル等。

自転車本体と付属の部品も含む。

写真機類 カメラ、レンズ、望遠鏡、ビデオカメラ、双眼鏡等。
事務機器類 パソコン、タイプライター、コピー、電話機、ファックス、シュレッダー、ワープロ等。

事務作業で使用する機器のイメージ。

機械工具類 電気類、工作機械、土木機械、化学機械、家庭電化製品、ゲーム機等。

電気によって動く機械や器具等。

道具類 家具、CD,DVD,ゲームソフト、運動用具類、楽器等の家庭用品。

他の12種類に該当しないもの。

皮革・ゴム製品類 カバン、靴、バック、財布等。

皮革(ひかく)とは動物の皮を加工したもの。

書籍 古本、雑誌等。
金券類 商品券、乗車券、航空券、ビール券、郵便切手等。

 

中古車販売を行うのであれば、『自動車』を選択することは必須です。

 

自動車の保管場所(駐車場)があるか確認する

中古車販売を行う場合、営業所に中古車の保管場所が必要です。

 

自宅兼営業所の場合、自宅の駐車場が保管場所になります。

 

保管場所がない場合、近隣で駐車場を確保する必要があります。

 

ただし、中古車販売において保管場所を必要としない営業形態をとる場合、保管場所がなくても問題ありません。

 

例えば、自動車オークションに参加して中古車の取引を行う場合、オークション会場で買取・販売が成立する場合、自社に保管場所がなくても問題ありません。

 

事業内容がオークションのみで、自社に保管場所を設けなくても営業ができるのであれば、保管場所がなくてもOKです。

 

中古自動車関係の仕事をしていた経験がある

古物商許可申請で中古車販売を行う場合、警察署の担当者から中古自動車業界での勤務経験があるか尋ねられることがあります。

 

中古車は取り扱う額も大きく、かつ盗難車の場合、犯罪者に大きな利益をもたらせてしまうため、ある程度の『目利き』が必要となります。

 

盗難車か否か見極める目が大切になります。

 

盗難車をあなたの営業所に持ち込んで買取を希望した場合であっても、目利きによって盗難車だと判断できれば警察に通報することができます。

 

そのため、ある程度の経験者でないと許可をだすのが難しいのが現状です。

 

中古自動車業界での勤務経験がないと、古物商許可が取得できないということは一概に言えませんが、経験がないと許可は下りにくいと思います。

 

中古自動車業界での勤務経験がない方は申請前に管轄警察署に相談されることをお勧めします。

 

中古車販売の古物商許可申請における注意点【まとめ】

中古車販売に古物商許可は必須です。

中古車販売業を行う前に古物商許可は取得しましょう。

 

古物商許可申請では13品目のなかから『自動車』を選択する。

自動車の保管場所があるか確認する。

中古自動車関係の仕事をしていた経験がある。

上記の点に注意しながら古物商許可申請を行ってください。