amazonで中古品の売買を行う場合、古物商許可は必要ですか?

 

この疑問にお答えします。

 

この記事では下記のテーマについて解説します。

  • 古物とは?
  • amazonで中古品の取引を行う際に、古物商許可は必要?不要?
  • 古物商許可を取得するまでの流れ

 

古物とは?

【結論】古物は3つに分類されます。

  1. 一度使用された物品
  2. 使用されない物品で使用のために取引されたもの
  3. これらいずれかの物品に「幾分の手入れ」をしたもの

 

一度使用された物品

一度でも使用されたものは古物として扱われます。

『一回しか使ってない物はほとんど新品じゃん』

と思うかもしれませんが『古物』になります。

いわゆる中古品です。

 

使用されない物品で使用のために取引されたもの

使うために購入したが結局1度も使わなかった物です。

例えば、

  • パソコンを買ったが一度も使わず新品の状態のままである。
  • 買ったものの未開封CD。
  • 新品のゲームを買ったが結局使わず状態である。

これは新古品ともいいますが、古物営業法では『古物』として扱います。

 

これらいずれかの物品に「幾分の手入れ」をしたもの

中古品・新古品の用途を変えず、修理や手入れを行うことです。

  • 壊れたバイクを修理してバイクとして乗る。
  • 傷ついたCDをメンテナンスして再び聞けるようにしてCDとして販売。

 

古物商とは?

上記の古物を営業目的で売買する人のことです。

つまり、利益を得る目的で古物の取引を繰り返し行う人を指します。

 

古物商許可とは?

古物商になって古物の取引を行う場合は都道府県公安委員会の許可を得なければなりません。

簡単にいうと、

儲けようとする意志で中古品の売買を行う場合は行政の許可をもらわなければならない

ということです。

 

amazonで古物の取引をするのに古物商許可は必要?不要?

【結論】amazonの利用目的によって異なります。

  1. 自分で使っていた物が不要になったからamazonで売る
  2. 転売目的で仕入れた物をamazon販売する

上記1の場合、古物商の許可は原則不要です。

上記2の場合、古物商許可は必要です。

 

自分で使っていた物が不要になったから販売する場合

単に不用品を処分するだけなので、このケースでは原則許可は不要です。

 

ただし、不用品の処分を繰り返し行っていて一定収入があるレベルであれば許可が必要になるケースがあります。

 

この場合、申請窓口である警察署に確認することをお勧めします。

 

転売目的で仕入れた物をamazonで販売する場合

このケースは最初から転売目的で古物を仕入れて、利益を得る目的で販売しています。

 

例えば、A店で100円の本を仕入れてamazonで200円で販売する。

 

儲ける目的で安く仕入れて高く売る、これは商売目的で行っていますので許可が必要です。

 

古物商許可を取るまでの流れ

amazonでビジネス目的で中古品の取引を行う場合は古物商許可が必要です。

古物商許可はどのような手続きによって取得できるのか解説します。

  1. 申請書類を揃える
  2. 申請窓口に申請する
  3. 許可証が交付される
  4. 古物商としてamazonで古物営業ができる

 

1.申請書類を揃える

古物商の許可を取るには、書類作成や住民票などの書類収集を行い、申請先の警察署へ提出します。

どんな書類を作成し、何を集めればいいのかわからない場合は申請先の警察署に確認しましょう。

電話又は直接行って聞いてみることもできますし、各都道府県の警察のホームページに手続きに関する情報が載っていることもあります。

手続きのやり方がわからない場合は行政書士に外注することもできます。

≫参考:古物商許可申請に必要な書類

 

2.申請窓口に申請する

書類がすべて揃ったら、申請先である警察署に申請します。

申請は郵送ではできないので、直接警察署まで行きます。

注意点として、いきなり行くと担当者が不在の場合があります。

事前に電話で申請日の調整を行った上で申請することをお勧めします。

現地では、古物の担当者によって申請書類のチェックが行われ、不備がなければ受理されます。

≫参考:警察署に古物商の許可申請をする

 

3.許可証が交付される

申請後、審査期間に入ります。

この期間は40日程度です。

審査期間経過後、問題がなければ無事に許可がおります。

≫参考:古物商許可証を取得するまでの流れ

 

4.古物商としてamazonで古物営業ができる

許可証の交付を受け、古物営業に必要な表札や台帳などを揃えたら、中古品の売買ができるようになります。

amazonのようなネット上で古物の取引をする場合、

営業形態によってはamazonのサイト上に古物商の氏名や許可番号などの表示義務がありますので注意してください。

詳細は申請先の警察署に確認することをお勧めします。

 

まとめ【amazonで販売するのに古物商許可は必要?】

amazonを利用して中古品の売買を行う場合、古物商許可は必要か不要か。

中古品の売買をビジネス目的でやるなら古物商の許可は必要です。

ご自身がどのような目的をもってamazonで商品を販売するのか確認して、許可が必要かどうか判断して下さい。

古物商の許可が必要であれば、申請手続きを行って許可を得た後に中古品の売買を行って下さい。